XXと66!?

XXと66!?

こんにちは、ウォーリアーズです。

 

私は最近『Delbombers & Co. の1952XX』を集中して穿いております。

火曜日までの一週間を穿いて、昨日は洗濯。

見事に乾いてくれたので、今日からまた穿いてます。

真夏までに、もう少し薄い色になったら・・・

そんな願いを込めて、これからもガシガシ穿いて洗います。

 

さて、今日はXXと66の簡単な違いを改めて振り返ってみようと思います。

単純にシルエットの違いで認識されている方も多いですが、私が店頭でXXを穿いてると、「それXXモデルなんですか?」なんてよく言われます。

想像よりスッキリしている様です。

「XXって太いんでしょ?」ってイメージの方って多いと思います。

でも結局はサイズ選びだったりしますよね。

 

 

デルボマーズ&Co.のXXと66

こちらのジーンズを参考に、話を進めましょう。

 

ご存知の通り、「XX」「66」のどちらも、リーバイス社の「501」モデルを指しますね。

時代の移り変わりと共に、ジーンズの在り方が大きく変わっていきます。

1950年代を軸にしましょう。

 

 

1950年代当時、銀幕の中で穿かれたジーンズに若者たちは感化されていきます。

所謂、カウンターカルチャーですね。

いつの時代も不良はカッコイイ訳です。

そのムーブメントが、ジーンズの「その後」を大きく変えていく切っ掛けの一つとなりました。

ワークウエアから、ファッションアイテムへの昇華。

その時代背景を切り取って、それぞれが住み分けされています。

1950年代モデルを「XX」

 

1952XX

 

70年代頃のモデルが「66」と呼ばれます。

 

1969XX

 

先程の2本を重ねてみると、シルエットの違いがハッキリと表現されています。

例えば、66モデルはヒップのゆとりが削ぎ落されています。

 

 

裾周辺の太さもこれだけ違います。

 

 

厳密に言えば、急にここまで細くなったわけではありません。

年を重ね、時代と共に変化していった経緯がございます。

 

さて、シルエットの違いもさることながら、おもしろいのは細かい縫製などの違いです。

例えばウエスト部分です。

ウエストバンドの内側を走るステッチです。

XXモデルは上部がシングルステッチなのに対し、

 

 

66は上下ともにチェーンステッチになります。

 

 

トップボタン部分も違います。

 

 

よく見慣れているのは、写真上のV字のステッチだと思います。

上が「XX」タイプ、下が「66」の仕様です。

 

パッチやベルトループの取り付け方など、見れば見る程にハマります。

 

 

軽く触れただけですが、ファッションアイテムへの進化と共に、省略、簡略化されていったディティールがこれだけあったんですね。

とは言っても、これはほんの一部だし、正解・不正解もありません。

あくまでも代表的な違いを挙げました。

 

ジーンズ選びの際は色落ち、シルエット、履き心地などが、皆さんにとって重要な部分だと思います。

でも、逆に悪いものって出会った事がございますか??

今のところ、私はございません。

あるとすれば、それは個人の好みの問題です。

 

 

ジーンズ

時代のせいにしたくありませんが、雑誌やネットの受け売りでものが評価されがちです。

それはそれとして、その情報をどう自分の中で嚙み砕いていくかが重要だと思います。

気になったら試してみんしゃい!ってことですね!

 

 

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