ジーンズのディティールにも注目です!!
こんにちは、ウォーリアーズの甘太郎です。
一時期、落ち着いた印象だったジーンズ人気が、今年は一気に盛り上がりを見せています。
そのお陰で連日、ジーンズの新調をお考えの方にご来店頂いております。
時に寄り添い、時に寄り切り(?)ながら、皆さんのジーンズライフのお手伝いをさせて頂いております。
さて、ジーンズを選ぶときですが、「シルエット」の言葉を、よく耳にする様になりました。
「どれが良いですか?」
そんなストレートな疑問を投げかけられることが増えました。
結論ですが、どれも良いです。
逆に言うと、悪いものが中々ありません。
「シルエット」に関しては、試着程度で分かるものではございません。
着用と洗濯、着用者の体形やクセなどで、幾通りにも変化します。
「ジーンズを育てる」ということは、色落ちだけでなく、シルエットまでも作っていくことだと思います。
ハナから完成されたジーンズというものは皆無です。
それでも迷ってしまう、どれにするか決めかねる・・・
そんな時は、ぜひコレを穿いて下さい!
「デルボマーズ」の名を冠するこのブランド。
詳細は過去のブログなどでも触れておりますので、詳しい説明は省かせて頂きます。
ただ、一つ言えるのは「間違いない選択」になることです。
まぁ、その辺は店頭でゆっくりお話ししましょう。
さて、ご存知の通り、「XX」と「66」。
この2モデルは、ジーンズを代表するキーアイテムですね。
どちらも、リーバイス社の「501」でありながら、時代と共に変化していった経緯があります。
1950年代当時、銀幕の中のジーンズに、若者たちは感化されていきます。
そのムーブメントが、ジーンズの「その後」を変えていく、大きなきっかけの一つとなりました。
ワークウエアから、ファッションアイテムへの昇華。
その時代背景を切り取って、それぞれが住み分けされています。
1950年代モデルを「XX」をベースにした、レギュラーストレートモデル。
『1952XX』
60年後期頃のモデルで、「66」と呼ばれる、スタイリッシュストレートモデル。
『1969XX』
もちろん、この前にも後にもジーンズの歴史はございますが、この2モデルが大きな存在感を放っています。
先程の2本を重ねてみると、シルエットの違いがハッキリと表現されています。
例えば、ヒップのゆとりが削ぎ落されています。
裾周辺の太さもこれだけ違います。
当時は急に細くなったわけではなく、時代の経過と共に、段々と改良が加わっていきました。
それを断片的に切り取ったのが、現代の「XX」、「66」と表現されています。
さて、シルエットの違いもさることながら、おもしろいのは細かい縫製などの違いです。
例えば、ウエストバンドの内側を走るステッチです。
XXモデルは、上部がシングルステッチなのに対し、
66は上下ともに、チェーンステッチになります。
他にも隠しリベットの有無。
パッチやベルトループの取り付け方など、見れば見る程にハマります。
ワークウェアからファッションアイテムへの進化と共に、省略、簡略化されていくディティールがこれだけあったんですね。
因みに、そんな仕様の変更、時代の変化を表現する為に、縫製工場がそれぞれ別なんです。
縫いのクセが違う訳ですから、出来上がった時の表情が変わるんですね。
共通の生地やパーツを使用していますが、それぞれが全く異なるジーンズとなっているんです。
ジーンズを選ぶ時、もちろんシルエットも気になるのは、百も承知です。
ですが、先に述べた様にウエストやヒップ、ワタリなどは着用によって変化していきます。
新品の状態でカッコいいシルエットも、経年変化によって変わってしまうことは事実です。
ならば、その経年変化を見越した上で、ディティールの違いなどに目を向けてみて下さい。
こだわりのジーンズ故のこだわり
それを、今一度味わって頂けたら幸いです。
『ジーンズ』
今日のブログが少しでも、皆様のジーンズ選びの参考になれば幸いです。
気になることは、お気軽にスタッフまでご相談くださいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。
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