和柄のハワイアンシャツ
こんにちは、ウォーリアーズです。
夏の風情を感じられる、最良のアメリカンクロージングの一つ「ハワイアンシャツ」。
その中でも、この和柄は特別だと思います。
今日は、そんな「和柄のハワイアンシャツ」を少しでも好きになって頂けたらと思います。
写真は映画「ロミオ&ジュリエット」のレオナルド・ディカプリオです。
劇中で写真の様に和柄を身に纏っています。
ハワイアンシャツの黄金期とも言われる1930年代から50年代、ハワイアンシャツには様々な和柄が存在していたのは、周知の事実ですね。
日系移民たちの影響もあるかもしれませんが、何より彼の地の人々からすると、全く異なる文化のものに惹かれるのは至極当然のことだったのではないかと思います。
我々がアメリカやヨーロッパの国々に憧れるのと同じですね。
こちらのアイテムも、正に1940年代に生まれた名作の一つです。
「アロハシャツ」の言葉を一躍有名なものにしたブランド「ムサシヤ」の手掛けた一枚。
桜の景色の中に五重の塔、鹿など奈良の風景がデザインされています。
珍しいのがフロントの胸ポケットです。
両胸にそれぞれ設けられたポケットはボタン付き。
他の作品にはあまり無い特徴です。
更には縫製です。
通常チェーンステッチで仕上げられる部分が、本縫いによって行われています。
当時のテーラーメイドの味わい深さがあります。
柄やタグだけでなく、細かい縫製仕様まで再現された、サンサーフ渾身の一枚です。
合わせてこちらもご紹介します。
和柄の人気モチーフの一つである、「虎」。
スカジャンなどでも良く目にしますよね。
フロントとバックのボディー部分にのみ柄を配したパネル柄で、非常に生地のロスが多く製作者泣かせな一面があります。
あえて胸にポケットは設けず、柄を引き立たせた珍しい一枚です。
こちらのシャツも本縫いによって製作されています。
フロントの前立て部分も、生地を縫い合わせることで、芯の通ったキレイな形を作り出しています。
先ほどのものもそうでしたが、生産効率よりも一枚一々丁寧に仕立てられた証です。
柄のインパクトだけでなく、細かい縫製など、心くすぐるディティールが存分に詰まっております。
「和柄」というワードは、時にマイナスなイメージを持たれてしまいます。
ですが、欧米諸国の人々にとっては非常に魅力のあるものなんです。
昨今の「漢字のタトゥー」もその証ではないでしょうか!?
海外に誇る和の魅力を、私たち日本人も今一度再確認する時ではないでしょうか!?
ぜひともイメージに捕らわれず、シャツに込められた背景なども感じて頂けたらと思います。
本日も皆様のご来店をお待ちしております。
『ハワイアンシャツ』
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