グリームの201
まだまだ所有するジーンズはほぼ濃紺なままなんですが、やっぱり次の一本が気になっちゃうのがアメカジ好きの性なんですかね。
と言っても、私は決まったものをリピートする人間。
ほぼほぼ次の候補もお決まりのものになりそうです。
私が今まで一番リピートしているジーンズがあるんですが、まだ試したことの無い方に改めてオススメ致します。
『グリーム 201』
数ある、グリームのジーンズコレクション。
それを語る上で、欠かせない存在の一本です。
モデルとしては、1950年代の王道のXXタイプです。
膝から裾に掛けて、緩やかなテーパードが効いたストレートシルエットです。
太過ぎず、細過ぎず・・・癖のないシルエットが魅力です。
どんなコーディネートにも対応する超万能な一本です。
私以外にも、「迷ったらコレ！」と絶大な信頼を置くお客様方もいらっしゃいます。
シルエットだけでなく、1950年代のジーンズに見られるディテール等もしっかり再現されております。
例えばベルトループ。
中心にボリュームを持たせたているため、アタリが出る様になっております。
ベルトループ自体にボリュームがあるんです。
更に、その取り付け方もポイントです。
同時に革パッチも後付けではなく、製作の過程で一気に縫い上げております。
ウエスト上部の縫製の際、先程触れたベルトループ、そして革パッチを一緒に縫い上げているんです。
昨今は、後付けが当たり前の様に行われますが、昔は製法自体が違ったりするんですよね。
このポイントを見てみるだけでも、ジーンズの面白さが変わってくると思います。
ブランドの顔にも注目しましょう。
バックポケットのステッチデザインもかっこいいんです。
現在は、シンプルなデザインが増えていますが、一目でブランドが分かります。
何より、バックシーンをキレイに見せてくれるステッチ。
ジーンズには無くてはならない存在ではないでしょうか！？
最後は皆さんが気になる色落ちです。
ヴィンテージジーンズに見られる「点」と「線」で構成される色落ちは絶品です。
アタリが出るところはタテ落ちし、当たりがない所は濃い、その濃淡のある色落ちが魅力です。
各部のパッカリングなども、非常にきれいに現れます！
ゴートスキン製の革パッチにも、しっかりと経年変化が生じますよ。
風合いなどを追求し、「ジンバブエコットン」を使用した14.5オンスのブランドオリジナルデニム。
なんと、この201のみに使われているという徹底した、贅沢な拘りも魅力ですね！
『グリーム 201』
ディティール、シルエット、色落ち。
どれをとっても完璧な一本です。
ヴィンテージジーンズに負けない、クセの無い王道XXジーンズです！
ぜひともお試しくださいませ。
甘太郎
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